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2022-01-16 日

【BELAYER act 07】「わさび田再生」ピンチ。50年間積もった泥の層は想像以上に。

mountain-products.comを運営するBELAY Inc.が提供する“普段のライフスタイルが自然とサスティナブルな活動につながるアウトドアプラットフォーム”『BELAYER act』の一環である「自然を守る」活動が2021年5月から始まりました。毎月1回、山梨県の道志村にて、「養老の森」(顧問 養老孟司(東京大学名誉教授))の自然の森を育むための森林整備活動と、使われなくなった「わさび田」を再生するプロジェクトです。

mountain-products.comの会員様が保有するBELAYER POINTがこの活動の源となります。(※会員さまのご負担は一切ありませんのでご安心下さい)『BELAYER act』のサービスを通して“いまできること”から。

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https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact202103/

活動の場

「養老の森」 顧問 養老孟司(東京大学名誉教授)
日本の国土の約70%は森です。
しかし今、豊かな森を支えるはずの農山村は様々な問題を抱え疲弊しきっています。そして人口の流出や農林業の衰退は日々続き、農山村は存亡の危機にあります。こんな現実を踏まえて、もう一回森の暮らしを問い直し、放棄された森や農地、暮らしを健康に育もうというのが「養老の森」です。
養老先生の提唱する「森に還る、街から山へ参勤交代」をテーマに、森の間伐や植樹、伝統的な食生活や郷土芸能の復活、動植物の調査・保護などの勉強・活動を行います。
養老の森 公式サイトはこちらから
http://www.yoro-mori.com/

「ネイチャーランドオム」山梨県南都留郡道志村5964​
自然豊かでプライベート感も堪能できるのが魅力で、フィールド内に大小4つの沢が流れる清流に囲まれた山の中のキャンプ場​です。その森には多様な樹木や野生動物が生息し、運が良ければリスや鹿といった、生き物の姿も見ることも。上記の「養老の森」は「ネイチャーランドオム」の山の上に位置します。
http://www.natureland-om.co.jp/


2021.12.18(Sat.) 「わさび田再生プロジェクト」〜わさび田の開墾スタート〜

このわさび田に流れる水は、下のキャンプ場の渓流につながりマス池に流れ込んでいるため、マス池に泥水が流れ込まないようキャンプ場営業期間は田の中の清掃は控えていました。

そして今回より、わさび田の整備を本格的に始めました。先ずは約50年間に積もった田の中の泥の除去から始めます。



こちらは前回11月の時のさわび田の様子です。表面には緑が茂り一見綺麗に見える田の表面ですが、、


シャベルやわさび用つるはしで、田を掘り返していくと、、


このように田の中は積もりに積もった泥の層が姿を現します。この泥を田の中から洗い流し除去しなければなりません。その後小石→砂利→砂のわさびの生育する田としていきます。


スタッフの手が止まり、しばし呆然と田を眺めます。
なぜならあまりの泥の多さと、田の中に流れる水量が少ない為、泥の除去が思うように進まないのです。


「わさび田」には上部の渓流の水源から数本のパイプで水を入れています。水量を確保するために上部水源の確認に向かいます。


すると、パイプの連結部分が外れてしまっています。


こちらも。


更に水源ポイントでは、取水口が水からはずれ外に浮き上がってしまっていました。これでは十分は水量が確保できるはずありません。


先ずは「わさび田」内の水量確保が急務、水量を確保した上で、開墾し泥を洗い流すという今後作業スケジュールを確認しました。



そして、仮に水量を確保出来たとして、次の問題はこの田の中に積もった泥の多さも問題です。少数精鋭の「わさび田再生プロジェクト」のメンバーで3月までの期間でわさびを植えることのできる「わさび田」が完成するのか。不安がよぎります。


「わさび田再生」の本格的作業に入りましたが、道志の冬の厳しい寒さと、数々の試練が、、、
1月、2月、3月は「わさび田再生プロジェクト」に注力して作業を行っていきます。次回以降マンパワーも必要となる事は必須です。
少し焦りはありますが、自然の中で楽しみながら作業しています。

前途多難の「わさび田再生プロジェクト」ですが、地道に一歩一歩、美味い日本酒でも飲みながら、美味しい蕎麦が食べる日まで。


『BELAYER act』皆さまのご支援がこの活動の原動力となっています。

【BELAY Inc.】
私たちはアウトドア・スポーツで培った経験、ノウハウ、最新のIT技術を用いて、限りある資源資産を有効に活用し、永続的に進化続けることのできるプラットフォームを立ち上げていきます。
それは、私たちが求める物、事、場所であり、生活であり、コミュニティーであり、生き方そのものであります。
こだわりをもって集め、作り、使い、生活の中に溶け込んだライフスタイルを提案し、真に豊かな自然との共生、安心安全に暮らせる持続可能な社会の実現に向け取り組んで参ります。

【BELAYER act】のこれまで野外活動実績はこちらから
【BELAYER act 01】
道志村で森林整備活動・わさび田再生プロジェクトを開始しました。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact01/
【BELAYER act 02】
道志村での「わさび田」再生プロジェクトが本格始動。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact02/
【BELAYER act 03】
道志村での、森の手入れを営々と続けています。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact03/
【BELAYER act 04】
道志村「養老の森」で、山の階段を作りました。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact04/
【BELAYER act 05】
道志村「養老の森」で間伐作業と「わさび田」測量を行いました。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact05/
【BELAYER act 06】
道志村「養老の森」で間伐作業続きと「わさび田」調査・周辺整備を行いました。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact06/

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「養老の森」森林整備レポートはこちらから

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