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2024-03-16 土

国際山岳ガイド天野和明がこだわるバックパック、ブルーアイスCHIRU32

安全重視、機能的でありながらシンプルなデザインと耐久性を持った商品作りをコンセプトに斬新なギアを作り続ける【BLUE ICE】
今回は【BLUE ICE】サポートガイドとして、海外含む数々の名峰に登頂し、2009年には日本人初めてピオレドール賞を受賞し、現在も多方面で活躍する天野和明氏の使用するバックパックにフォーカス。ブルーアイスのギアを年間で使いこなす天野氏のお気に入りバックパックのポイントを聞いてきました。

天野氏のお気に入りバックパック【BLUE ICE】CHIRU(チル)32
どこか天野氏のスマートな体型にも似ているような。。

国際山岳ガイド・天野和明(あまの かずあき)
IFMGA 国際山岳ガイド、石井スポーツ登山学校校長
<活動歴>
2001 カラコルム「ガッシャーブルムII峰(8,035m) 南西稜」から登頂
2001 カラコルム「同I峰(8,068m) 北壁ジャパニーズクーロワール」から無酸素登頂
2002 ネパール「ローツェ(8,516m)西壁」日本人無酸素初登頂
2003 ネパール「アンナプルナ 1 峰(8,091m) 南壁英国ルート」より無酸素登頂
2005 カナダ バンフ周辺アイス、ミックスクライミング(ポーラーサーカスなど)
2006 チベット 「チョオユー(8,201m)南西壁敗退、西北西稜」から無酸素登頂
2006 チベット 「シシャパンマ(8,013m)北壁」より無酸素アルパインスタイルでの登頂
2006 ネパール 「アマダブラム(6,812m)南西稜」より登頂
2008 インドヒマラヤ 「カランカ(6,931m)北壁」アルパインスタイルで初登攀
2008 ピオレドールアジア(韓国)受賞
2009 ピオレドール(フランス)日本人初受賞
2009 ヨーロッパアルプス 「マッターホルン東壁~ヘルンリリッジ」 フリーソロ
2009 カラコルム 「スパンティーク(7,027m)北西壁」アルパインスタイル第 3 登
2010 アラスカ ルース氷河 Mt.チャーチ北壁新ルート「My Friend Forever」開拓
2010 アラスカ ルース氷河 無名峰東壁「Optimist」開拓
2010 アラスカ デナリ(6,190m)南西壁「デナリダイヤモンド」フリー初登、通算第 6 登
2010 アラスカ ハンター北壁「Moon Flower」オールフリーで頭まで往復 48 時間ラウンドトリップ

国際山岳ガイド
1965年、スイスのツェルマットにおいてイタリア、スイス、フランスとオーストリアの山岳ガイド協会代表者の会議が開かれ設立され、1966年、最初の規約が制定されました。公益社団法人日本山岳ガイド協会は国際山岳ガイド連盟に加盟しており、国際山岳ガイドを認定できる日本での唯一の機関です。


まずは1番のお気に入りのポイントは?

「このシルエットというか形、あまり外形に余分なものがなくシンプルなところ。」



「僕クチャってするバックよりパキッとしてるバックパック、つまりフレームなどが内蔵されていて形づくられているのが好きなんです。これが1番のポイントかな。色も好きです、派手でもなく地味でもないヤマブキのような黄色、ウェアと合わせたりして。最近は黄色傾向ですねW」


スマートなバックパックのいいところは?

「いいところ?スマートいいじゃないですかw サイドポケットとかないけど横からのアクセスもできるので水筒なんかはここに。行動中の水分補給などはハイドレーションなど使えば不便はないです。」


他にお気に入りのポイントなどは?

「最近流行りのロールトップとかじゃなく、トップにしっかり入るポケット、バックおろしてすっと取り出せる。ありきたりですか?でもこれ重要なんです僕的には。」

「しかもこれはフルオープンで開くので中身が見やすくでいいですね。細かいですがポケットの両サイドにマチがついていて物が落ちにくくなっていたり。見えない部分ですが作り手の配慮を感じます。」


撮った画像を見ながら一言

「あんまり後ろ姿は見たことないので、いいですね!スマートでw」

「こうしてみると、トップポケットやメイン気室のジッパーなども斜めに切られてるのがよくわかりますね。この角度が開けやすかったり、出し入れしやすかったりするんです。」

「ブルーアイスのバックパックって多分ですけど縦長のわりに背面長が短めだと思うんです。だから女性の方にもフィット感よくて、好評でおすすめしています。」

「これは夏に使用していたワーソッグのこのカラーが女性に人気ですね。パープルのようなワインのような色味。」


天野さんありがとうございました!あとは何かありますか?

「安全に山に入るのに、これ紹介させて下さい!ご存知のかたも多いかと思いますが【ココヘリ】です。「いってきます」と「おかえりなさい」の間にこれ。【ココヘリ】は自分の命を守るためのツールとしてはもちろん、仲間や家族の負担を減らすためにも必要だと思っています。

実はこの画像でもわかるように付ける位置にも意味があるのです。ショルダーなど前に付けていたり、バックパックの外側に吊るしたりしている方もよくいるのですが、万が一転倒などで動けなくなった場合でも地面などに接地しにくい場所がこのサイドあたりか首元あたりです。電波は水にも弱いので付ける位置も気をつけています。」

山岳遭難対策制度【ココヘリ】の詳細はこちらから
https://www.cocoheli.com/



今回のバックパック

チル 32L

チルは、ギアを整理してすばやくアクセスできることを重視するプロの山岳家のニーズに基づいています。
頑丈なバックパネルとキャリーシステムが負荷管理を行い、薄型のハイブリッドショルダーストラップと収納可能なウエストベルトがロープワークやハーネスの邪魔になりません。
新設計のピッケルホルダーは、ヘッドの周りをしっかりホールドし安定した持ち運びを可能にしま す。止水YKKジッパーとDWR撥水処理生地は、耐久性と防水性を提供します。32Lはフルレングスのサイドジップアクセス付き。

チル 32L詳細・購入はこちらから
https://www.mountain-products.com/products/12528

チル 25L詳細・購入はこちらから
https://www.mountain-products.com/products/12527



安全にスマートな登山スタイルを目指します!

【BLUE ICE】「ブルーアイス」は2008年フランス、シャモニーで設立されました。
安全基準(CE)を満たし、機能的でありながらシンプルなデザインと耐久性を持った商品作りをコンセプトに斬新なギアを作り続けています。いつまでも会社設営当時の新鮮な気持ちを忘れないように、ブランドには「ブルー」=青く美しい空、「アイス」=混り気のない澄んだ氷、と名づけました。
今もシャモニーを拠点に活躍する山岳ガイドやクライマー、プロスキーヤーがメンバーとして商品開発に携わっています。

ブルーアイスSHOPの全ての商品を見る
https://www.mountain-products.com/blueice



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