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2021-12-23 木

【BELAYER act 06】道志村「養老の森」で間伐作業続きと「わさび田」調査・周辺整備を行いました。

mountain-products.comを運営するBELAY Inc.が提供する“普段のライフスタイルが自然とサスティナブルな活動につながるアウトドアプラットフォーム”『BELAYER act』の一環である「自然を守る」活動が2021年5月から始まりました。毎月1回、山梨県の道志村にて、「養老の森」(顧問 養老孟司(東京大学名誉教授))の自然の森を育むための森林整備活動と、使われなくなった「わさび田」を再生するプロジェクトです。

mountain-products.comの会員様が保有するBELAYER POINTがこの活動の源となります。(※会員さまのご負担は一切ありませんのでご安心下さい)『BELAYER act』のサービスを通して“いまできること”から。

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https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact202103/

活動の場

「養老の森」 顧問 養老孟司(東京大学名誉教授)
日本の国土の約70%は森です。
しかし今、豊かな森を支えるはずの農山村は様々な問題を抱え疲弊しきっています。そして人口の流出や農林業の衰退は日々続き、農山村は存亡の危機にあります。こんな現実を踏まえて、もう一回森の暮らしを問い直し、放棄された森や農地、暮らしを健康に育もうというのが「養老の森」です。
養老先生の提唱する「森に還る、街から山へ参勤交代」をテーマに、森の間伐や植樹、伝統的な食生活や郷土芸能の復活、動植物の調査・保護などの勉強・活動を行います。
養老の森 公式サイトはこちらから
http://www.yoro-mori.com/

「ネイチャーランドオム」山梨県南都留郡道志村5964​
自然豊かでプライベート感も堪能できるのが魅力で、フィールド内に大小4つの沢が流れる清流に囲まれた山の中のキャンプ場​です。その森には多様な樹木や野生動物が生息し、運が良ければリスや鹿といった、生き物の姿も見ることも。上記の「養老の森」は「ネイチャーランドオム」の山の上に位置します。
http://www.natureland-om.co.jp/


2021.11.20(Sat.) 「養老の森」で森林整備〜間伐材の処理〜

今回の作業は先月、間伐した倒木の解体・整理作業を中心に行いました。
〜間伐とは?〜
植林した木の成長に伴って、混みすぎた林の立木を間引いて伐採します。間伐することで、林内に適度に光が射し込み、下草などの下層植生が育とことで、水の保水能力(水質保全含む)や土砂流出防止機能が高くなるのです。植林された木1本1本の幹も太くなり、風や雪にも折れにくく強い山になります。
また、下草類が豊かになることで、多様な生物の生息を維持できるようになります。
そうした意味で今回の間伐作業は「養老の森」においても重要な作業のひとつなのです。

間伐したポイントまで結構な急登です。道具を分担して皆で登ります。道志村も本格的な冬に向け、その様子も夏とは様変わりしています。
冬の森の朝、気持ちが引き締まります。


本日の活動の場に着き、「養老の森」の大田氏より本日の作業の内容の説明を受けます。作業内容以外にも、森を育むための間伐の意味やその後の間伐材の処理等をいつも丁寧に教えていただき勉強になります。


BELAYのスタッフM、慣れない手つきですが枝を払っていきます。


BELAYのスタッフW、まだへっぴり腰ぎみですが幹を解体中です。


間伐と言っても見ていただければわかるのですが、かなりの大木もあります。解体にもかなりの労力と人手がないと大変な作業です。

先月の間伐(倒木まで)作業の様子はこちらから
【BELAYER act 05】道志村「養老の森」で間伐作業と「わさび田」測量
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact05/


人手で運べる位の長さに切り解体が進みます。


平行して周りの地面の枝葉なども木の根元にまとめていきます。


普段何気なく見上げている樹木ですが、こうして間伐し、枝を落とすと1本からでもかなりの量の枝がでます。


大量にでた枝を一気に運ぶは、WOODSMANならぬWOODSWOMANたち。


作業後の森の様子です。見違えるように明るくなり、陽が斜面に入ってきます。こうして下草も育成され強い森になっていきます。


ふと手つかずの部分に目を向けるとこの通り。広大な森での地道な作業はこれからも続きます。


今回の作業は8名で行いました。
道志での整備活動も、春からはじめ冬になりました。

森林は、山、水源の保全、地球温暖化の防止、木材をはじめとする林産物として多面的な機能をもっています。そして森林は人々の生活に大きく貢献しています。このような機能を持続的に発揮していくためには、植栽、管理、間伐等の森林整備が重要であり、資源の循環利用を進めていく必要があります。

この活動は毎月の第4土曜日に行っています。
養老の森「森つくりワーク」の詳細はこちらから
http://www.yoro-mori.com/



午後からは、「わさび田再生プロジェクト」〜田の調査と周辺整備〜

これまで清掃を中心に進めてきた「わさび田」の作業。その理由は以前にも記しましたが、このわさび田に流れる水は、下のキャンプ場の渓流につながりマス池に流れ込んでいるため、マス池に泥水が流れ込まないようキャンプ場営業期間は田の中の清掃は控えていました。

12月中旬〜来年春の営業が始まる期間(いわゆる冬期)、わさび田の再生の田の整備に入っていきます。という事で今回は現状の田にどのくらいの泥などの堆積物が覆っているか調査しました。
かれこれ使用しなくなって何十年経つのでしょう、その堆積物は想像もできません。状況は12月の作業報告で詳細をご報告いたします。


周辺整備では、わさび田の両サイドに生い茂っていた樹木を先月まで伐採していましたが、残っていた根元の幹をチェーンソーで切り取りました。


見て下さい、このさっぱりした姿! 田んぼらしくなってきました。


こちらが最初に「わさび田」を訪れた時の姿です。

いよいよ冬期、「わさび田」自体に手を入れ再生の本格的作業に入ります。道志の冬は厳しい寒さではありますが、、、
地道に一歩一歩、美味い蕎麦を食べる日まで。



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【BELAY Inc.】
私たちはアウトドア・スポーツで培った経験、ノウハウ、最新のIT技術を用いて、限りある資源資産を有効に活用し、永続的に進化続けることのできるプラットフォームを立ち上げていきます。
それは、私たちが求める物、事、場所であり、生活であり、コミュニティーであり、生き方そのものであります。
こだわりをもって集め、作り、使い、生活の中に溶け込んだライフスタイルを提案し、真に豊かな自然との共生、安心安全に暮らせる持続可能な社会の実現に向け取り組んで参ります。

【BELAYER act】のこれまで野外活動実績はこちらから
【BELAYER act 01】
道志村で森林整備活動・わさび田再生プロジェクトを開始しました。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact01/
【BELAYER act 02】
道志村での「わさび田」再生プロジェクトが本格始動。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact02/
【BELAYER act 03】
道志村での、森の手入れを営々と続けています。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact03/
【BELAYER act 04】
道志村「養老の森」で、山の階段を作りました。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact04/
【BELAYER act 05】
道志村「養老の森」で間伐作業と「わさび田」測量を行いました。
https://www.mountain-products.com/features/BELAYERact05/

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