2018-09-24 月

秋の静かになったキャンプ場、大人のひとりボッチ焚き火。

夏が過ぎ、ごった返していただろう道志の森キャンプ場も秋、この時期からがいい。平日ならさらにいい。
ぼっち感満載で、1人静かに楽しめる。
お気に入りの道具と文庫本。それだけあればあとは川のせせらぎと虫の音と焚き火の音を聞きながら自分のペースでのんびりと。

今回は急に涼しくなった、秋の道志の森キャンプ場を訪れた。関東近郊で山と清流があり、しかも直で焚き火もOKの人気の場だ。
夏とは違う道志の森でのひとりボッチの焚き火キャンプ。

あれもこれもしようではなく、焚き火だけのキャンプ。

焚き火は、まず薪割りから。

便利なものでキャンプ場や、近所のスーパーで薪を手配すれば、乾燥した薪で焚き火は手軽にできる。

薪の束から、特に乾燥してそうな薪を1本選び(色、重さなど見た目で適当に)、火つけ用の割り箸以下サイズまで割っていきます。

大きい薪のまま、着火剤投入して「はい着火」じゃあ味気ない。
ゆるり薪割りから楽しみは始まります。

薪割りが終われば着火、いやその前に、着火材を作る。

麻ひもをナイフで擦って綿状に。油分含んだ着火材が完成します。

ちなみにホームセンターなどで安価で売っている麻ひもって独特な匂いがあります。あれはひもを作る際の紡績油で洗浄もしっかりしてないので残留してる為、これが火付けにはいいという。

着火

太目の薪を横に置き、火付け用に割った薪をセット。一番細い薪たちの下に麻ひもを。

着火。これもマッチやライターじゃ味気ない。ファイヤースターターで火花を落として着火。
一発で着火したら自分で自分を褒めてあげましょう。ボッチの基本です。

しっかりと火が周りの薪に移るまで、吹かないで。耐えて待ちます。

まだまだ吹かないで。
火が消えそうになれば手をかざし、熱さに耐えながらしっかり燃え移るまでは極力無風状態を保ちます。

火が安定してきたので、焚き火台の紹介

FeNEEDSフェニーズ/United Bonfire Stand (ユナイテッドボンファイヤースタンド)
https://www.mountain-products.com/products/5392

上部にトライポッド(三脚)が一体型の焚き火台は1人には嬉しいコンパクト感。
横にせり出すアームも、トングやシェラカップ、グローブなどさっと手に届く感じで使えます。しかもダッチオーブンも使えるという本格仕様。

溶接プロショップのFe★NEEDS WELDERS POINTさん考案だけあり、今回は軽いやかんで湯沸かし程度の吊るしでも抜群の安定感に脱帽です。ダッチオーブンなど吊るせば更に安定します。
上の三脚部分と下の四脚のバランスがすごく考えられている台であると感じました。

焚き火にかかせないトングにも、Fe★NEEDSならではの技術とアイデアが

なんの変哲もないトング、ではありません。

持ち替えればブラスター(火吹き)にもなる優れもの。

FeNEEDSフェニーズ/Blastar Tongs (ブラスタートング)
https://www.mountain-products.com/products/5391

これも実際に使用してみて、使い易さは当たり前といえば当たり前なのですが一体化というところに勝手の良さが発揮されます。
焚き火の一連の作業のなかで使える一生モノではないでしょうか。