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2020-05-20 水

【FJALLRAVEN スタッフブログ】アンバサダーが選んだ逸品のご紹介

まるでジャケットを1枚着ているような感覚

こんにちは!
スタッフの田口です。
今日はFJALLRAVENアンバサダーである寒川一さんお気に入りの逸品をご紹介します!

「まるでジャケットを1枚着ているような感覚ですね」
そう語ってくれたのはFJALLRAVENのアンバサダーを務める寒川一さん。寒川さんは神奈川県三浦半島を拠点に焚火カフェや防災キャンプを主宰し日々アウトドアに触れ、その魅力を広める活動をしているまさにアウトドアの達人です。そんな寒川さんが愛用しているFJALLRAVENのアイテムの中でどれか一つを選んで欲しいとお願いしたところ、まず挙がってきたのがこちらのデイパックでした。

秘密を探りに

名前は「Lappland Hike 15」と言います。見た目は細身で小ぶりなデイパック。寒川さんは通勤や買い物、フィールドなどで毎日使っているそうですが、いつも荷物の多い私からすると「このサイズで足りるのかな?」というのが正直なところ(笑)。さて、これは寒川さん流の使い方があるに違いない、そう思った私はその秘密を探るべく三浦半島まで出かけてきました。

秘密その1「背面がウール!?」

美しい海岸に腰を下ろし、寒川さんのお話をお聞きしたのですが、やはり海沿いなので風が強いです。まだ肌寒い季節で私も風除けのジャケットを1枚羽織ったところ、寒川さんから飛び出したのが冒頭の一言「ジャケットを1枚着ているような感覚」でした。こちらのデイパックは見た目とは裏腹にかなり個性的な作りで、背中にあたる部分がウール素材でできています。この圧縮されたウールが背中に触れるととても暖かく、ジャケットを着ている感覚に近いということでした。山や海など自然の中では、気温や風の強さといった外的な要因のほか、スポーツの種類など自分の運動量によっても変わる環境に対して、衣類で温度の調整をすることが必要になります。登山で言う「レイヤリング」にあたりますが、そんな微妙な温度調整にこの背中のウール素材が役に立つというわけです。小さいながらも背中の絶妙な温度調整ができるというのが寒川さんの一押しポイントでした。

秘密その2 「レインカバーを使う」

さらにこのデイパックに付属されているレインカバーの使い方を指南してくれました。もしパックに入りきらない荷物があれば写真のようにレインカバーの中に荷物を入れ、くるくるっと巻き込んで外付けする方法です。確かにレインカバーなら撥水加工がされているので、多少の雨や高い湿度から守ってくれますね。「このオレンジのカモフラージュのレインカバー、使わないなんてもったいないです(笑)」と寒川さん。おっしゃる通りです。

秘密その3 「ギアループの工夫」

「以前、雪の山の中で遊んだ時に車の鍵を落としてしまったことがあって」と次に教えてくれたのが、ショルダー部分についているループの使い方です。こういうギアループはこのパックに限らず多くのモデルに付いている機能ですが、こういうのって使いこなすのは自分次第というところがありますよね。私はあまりギアをパックの外に付けるクセがなかったので、鍵をあえて外につけるという発想が新鮮に感じられました。私自身も車で登山口へ行った時は車の鍵は絶対に落としてはいけないものNO.1で、小さなポーチの中に大事にしまっていますが、もしこのポーチを落とした時には結果は同じ。寒川さんのチェストストラップの中に鍵を突っ込むところにヒントを得て、私もGoProの装着に利用してみようと思いました。

本国スウェーデンではハンター向けモデル

この「Lappland Hike 15」は本国であるスウェーデンではハンティング用デイパックとして開発されました。しかもアクティブなハンター向けです。細身のシルエットで背中にフィットするデザインは枝などにも引っ掛かりにくいという特徴があります。前述の圧縮したウールは背中だけでなくショルダーの内側にも付いています。またウェストベルトには取り外しができるポケットが装備されていて、パックの正面に取り付けることもできます。

商品ページはこちら。
https://www.mountain-products.com/products/5550
こちらでご紹介しているバックパックはカラーがダークオリーブの方で、カラーがブラックの方はザックカバーの色が青となります。

今日もブログを最後までお読みいただきありがとうございました。
See you soon.