2019-06-08 土

年間キャンパーに推すテントはエクスペディションモデル。

四季を問わずキャンプや登山を楽しむことが日本でも定着してきた感がある昨今、ファミリーや友人など大人数で楽しむのはもちろん、ソロやデュオの少人数でアウトドアを楽しむ人たちも増えています。
自然の中に自分を同化させ、静かに自分の時間を楽しむ。　いいですね。

今回はそんな年間ソロ、デュオキャンパーにおすすめするBigAgnesのコッパースプール HV 2 エクスペディションを紹介します。
ポイントは、安定感のある居住性と愛着のあるデザイン。
では見ていきましょう。

【BigAgnes】Copper Spur HV2 Expedition　

brand: BigAgnes
product model: Copper Spur HV2 Expedition/コッパースプール HV2 エクスペディション
season rating: 4 Season Camping&Backpacking
fablics: Flysheet/ランダムリップストップシルナイロン　(PUコーティング1200mm) Floor/リップストップナイロン　(PUコーティング10,000mm)
weight: 2.49kg
poles: DACフェザーライトNSL GREEN POLES
pegs: アルミニウムペグx10
guylines: 自在付リフレクティブガイライン
size: Heigh:99cm×Wide:224cm×Depth:132-107cm (packed size: 51cm x 18cm)

こちらの商品の詳細はこちらから
https://www.mountain-products.com/products/4828

2ドアで前室も両サイドに、インナーはフルナイロンで、ドアはナイロンとメッシュの2重構造になっています。寒いときは締め切り、暑い時はメッシュで通気ができ、これも4シーズンモデルならでは。

フライシートも本体分と前室部分で2色の濃淡の赤で色を変えているため、フライを張る際も位置が一目瞭然。厚みのあるフライの質感もいい感じです。

【ベンチレーションメッシュウインドウ】外張りのBAのビックロゴ上には通気の為のメッシュウインドウが、支え棒がなんとも欧米っぽいのです。

【前室】一人用としては十分の広さを確保、もう一方にも同じ前室を確保できるので2人でそれぞれに使用できます。

【フライシートシッパー引き手】ループの大きい引き手は扱いやすく、手袋を着用のままでも容易に開閉でき、これも4シーズン仕様。

【JAKE LAH デザイン】ポールのDAC社の創業者でもあるJAKE LAHがデザイン、ミシガン州アンアーバーの大学でMBAの学位を受けた技術畑出身で、近年ではチェアやマット等で有名なHelinoxの立ち上げ者でもあるのです。

設営　インナーテント

4点自立式、連結された2本のポールを立ち上げます。

インナーテントをフックで吊り下げます。

インナーテントのフックを全て掛けたら、最後に入口上部の天井高を出すストレートポールを渡しインナー中央を吊り下げ、両サイドのポール穴に差し込みます。

これでインナーの設営完了です。フルナイロンのインナーテントは四季のある日本では状況に応じて使えます。通気(暑い)が必要な時はドアをメッシュに、寒い時や豪雨時などはフルナイロンで。

【ポール】DAC社製フェザーライトNSL GREENポールは軽量で高強度、環境に優しいテントポール。環境への安全に配慮し、窒素やリン酸などの薬剤を含まず、加工の際の大量の水消費を抑える独自のGREEN Anodizing技術のアルマイト加工をしています。

【天井高】天井部分、ストレートポールが左右にインナーを広げ天井高や前室の空間を確保しているのがわかります。

【ボトムホール&ポール】ポールとボトムシートの装着は一目瞭然に、色で合わせて。夜間設営にも重宝します。

設営　フライシート

【フライシートとクロスポール】フライシートの裏面のベルクロテープをポールに巻き付け留めていきます。

【フライシートとストレートポール】天井高を出すストレートポールの両先端をフライシート裏にあるポケットに差し込みます。

【フライシートとボトム】フライシートの四隅をインナーボトム四隅のフックで留めます。これもフック同士の色を合わせて留める仕様でわかりやすいです。

設営完了

テント本体をペグダウンし、ガイラインで張りを調整して設営完了です。
フライには厚みのあるランダムリップストップナイロンを採用し、ポールはDACフェザーライトNSL GREENポールで軽量で高強度を実現、張り易く、見るからに安定感のあるテントであるというのが印象。また、この赤のカラーリングとBigAgnesのビックロゴがなんとも愛らしいのです。

驚きの収納ポケットがテント内に10ヶ所

メディアポケットが頭上に2カ所、その他に四隅5カ所、天井部に3カ所、計10カ所にメッシュポケットが装備されています。2人でわけても5ヶづつ使用できるという。またポケットの端にはループが付いていて、ロープを張るもよし、ランプを吊るすもよし、何かと便利なループ付きメッシュポケットなのです。

大きなテントもいいが、少人数で静かなキャンプもいい。愛着あるテントで。

【BigAgnes】

北米市場で高いシェアを誇るテントのトップブランド「Big Agnes」。
2001年創業とまだ歴史は浅いものの、王道を行くオーソドックスなテントから超軽量な山岳テントまで幅広いラインナップを誇るビッグアグネスは、スリーピングマットやスリーピングバッグ、アパレルまで展開する総合アウトドアギアメーカーです。テントのインナーにLEDライトを縫い付けてしまった「マウンテングローシリーズ」や、スリーピングバッグとマットを一体化させて使用する「ビッグアグネスシステムバッグ」など、高い開発技術に加え独特の視点から送り出されるユニークで斬新な商品は、常に注目を集めています。
日本の山岳条件に対応する特注モデルEXシリーズも展開しており、国や地域に合わせ、使う人がより快適に過ごせる製品を追及する妥協のない姿勢がブランドのコンセプトです。

BigAgnesの商品を全て見る
https://www.mountain-products.com/bigagnes

年間キャンパーに推すテントはエクスペディションモデル。